巻き肩ってなに?
2025年04月9日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(^^♪
巻き肩(まきがた)とは、肩が前方に巻き込んだ状態になり、肩の位置が正常よりも前に出ている姿勢のことを指します。これにより、肩周りの筋肉や姿勢に不調が生じることがあります。巻き肩は、現代人に多い姿勢の問題の一つで、特にデスクワークやスマホの使用が長時間続くことによって発生しやすいです。
巻き肩の特徴
巻き肩になると、以下のような特徴的な姿勢や状態が見られます:
- 肩が前方に出る: 肩の位置が前に出て、背中が丸まりやすくなります。肩が前に巻き込まれることで、胸が閉じ、背中が丸くなりやすくなります。
- 猫背の状態: 巻き肩は、猫背と並行して起こることが多いです。猫背になると、背中が丸くなり、肩甲骨が前に移動し、肩の位置が自然に前に引き寄せられます。
- 肩甲骨の動きが制限される: 肩甲骨が動きにくくなり、肩周りの筋肉が硬直することがあります。この硬直により、肩の可動域が狭くなり、肩の動きが悪くなることもあります。
- 胸が閉じ、姿勢が悪化する: 胸が縮こまったような状態になり、姿勢が悪くなります。胸の筋肉(大胸筋)が短縮し、背中の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋)が弱くなることが多いです。
巻き肩の原因
- 長時間の前かがみ姿勢: デスクワークやスマホを長時間使うことによって、顔が前に出て、肩が前に引っ張られる状態が続くことが巻き肩の原因になります。これにより、胸の筋肉が短縮し、肩甲骨周辺の筋肉が弱くなることが多いです。
- 筋力不足: 背中の筋肉(特に肩甲骨周辺の筋肉)や胸筋が弱くなると、巻き肩が発生しやすくなります。特に、肩を後ろに引く力が不足すると、肩が前に出てしまいます。
- 姿勢の悪さ: 無意識に前かがみの姿勢を取ることが多いと、背中の筋肉が使われず、肩が前に出やすくなります。例えば、長時間座っている時や立ちっぱなしの時などです。
- ストレスや心理的な要因: ストレスや緊張が続くと、肩が上がったり、前に巻き込んだりすることがあります。これは、筋肉の緊張が関与している場合です。
- 筋肉のアンバランス: 胸筋が強くなりすぎたり、背中の筋肉が弱くなったりすると、肩が前に巻き込みやすくなります。バランスを取るために、前方の筋肉が強くなり、後方の筋肉が弱くなると、姿勢が崩れてしまいます。
巻き肩の症状
- 肩や首のこり: 巻き肩になることで、肩周りや首の筋肉が緊張し、こりや痛みが生じることがあります。
- 頭痛や肩甲骨周辺の痛み: 肩甲骨周辺や背中の上部に痛みを感じることがあります。これは、肩周りの筋肉が長時間緊張しているためです。
- 呼吸が浅くなる: 胸が閉じることで、呼吸が浅くなり、深い呼吸がしづらくなることがあります。胸郭が縮んでいる状態なので、呼吸筋がうまく働かなくなります。
- 肩の可動域が制限される: 肩甲骨の動きが悪くなることで、肩を上げたり後ろに引いたりする動作が制限されることがあります。
巻き肩の改善方法
- 姿勢改善: 姿勢を意識的に改善することが非常に重要です。常に胸を開き、肩を後ろに引くことを意識しましょう。デスクワークやスマホ使用時に姿勢を意識することが予防になります。
- ストレッチと筋力トレーニング:
- 胸筋のストレッチ:胸の筋肉を伸ばすストレッチを行うことで、前に巻き込まれた肩を元の位置に戻すことができます。
- 背中の筋肉の強化:肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)を強化することで、肩を後ろに引く力を高めます。これにより、肩が前に巻き込まれるのを防ぐことができます。
- 定期的な休憩と姿勢チェック: 長時間同じ姿勢でいることを避け、定期的に姿勢をチェックして、肩や背中の筋肉をリラックスさせるようにしましょう。
- 整体やマッサージ: 整体やマッサージによって、肩や背中の筋肉をほぐすことも効果的です。筋肉の緊張を和らげることで、姿勢が改善されやすくなります。
まとめ
巻き肩は、現代人に多い姿勢の問題で、肩が前に巻き込んでしまう状態を指します。これを改善するためには、姿勢を意識的に改善し、背中の筋肉を強化することが大切です。デスクワークやスマホの使用が多い人は特に注意が必要です。
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