緊張型頭痛について☆
2025年03月13日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(*^-^*)
本日は前に少しお話した緊張型頭痛の特徴や原因、治療法について、さらに詳しく説明します。
1. 特徴
- 痛みの性質:
- 緊張型頭痛の痛みは、頭全体を締め付けられるような感覚が特徴です。痛みは鈍く、持続的で、頭を圧迫されている感じがすることが多いです。
- 両側の頭部に広がることが多く、こめかみや後頭部、首の付け根などに感じることがあります。
- 通常、軽度から中程度の痛みが続きますが、場合によっては強い痛みを感じることもあります。
- 吐き気や嘔吐はほとんどありません。吐き気がある場合は他の原因が考えられることもあります。
- 発症時期:
- 仕事や勉強、家事などでのストレスや精神的な負担が原因で起こりやすいです。長時間のデスクワークや姿勢の悪さなども引き金になります。
- 持続的な痛みが1時間以上続くこともありますが、通常は数時間程度でおさまります。
2. 原因
緊張型頭痛の主な原因は、筋肉の緊張です。以下のような要因が関与していると考えられています。
- ストレス: 精神的・感情的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、頭痛を誘発します。仕事のプレッシャーや家庭の問題などが原因になることが多いです。
- 筋肉の疲労: 長時間同じ姿勢を続けること(パソコン作業やスマホ操作など)が首や肩、頭部の筋肉に負担をかけ、それが緊張型頭痛を引き起こします。
- 睡眠不足や不規則な生活: 生活のリズムが乱れると、体内のバランスが崩れ、頭痛が引き起こされることがあります。
- 眼精疲労: 長時間のスクリーン使用や読書などで目を酷使することが原因となり、首や肩の筋肉が緊張し、頭痛が起きやすくなります。
3. 診断
緊張型頭痛の診断は、主に症状の詳細な確認と、他の病気がないかを調べることによって行われます。一般的には、以下のような点を考慮して診断が下されます。
- 痛みの性質や持続時間、発症頻度
- 他の病気との関連(例えば、眼の病気、神経学的な問題など)
- 他の症状(吐き気や嘔吐がないこと)
もし頭痛が非常に頻繁に発生する場合や、異常な症状がある場合には、医師に相談することが重要です。
4. 治療方法
緊張型頭痛は軽度から中程度の痛みであることが多いため、生活習慣を改善することで予防や軽減が可能です。具体的な治療方法は以下の通りです。
- 薬物療法:
- 鎮痛薬(市販薬): 軽度な痛みの場合、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの鎮痛薬が効果的です。ただし、薬を頻繁に使うことは、薬物乱用頭痛を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
- 筋弛緩薬: 痛みが強い場合や筋肉の緊張がひどい場合には、筋肉をリラックスさせる薬が処方されることがあります。
- リラクゼーション法:
- ストレッチやマッサージ: 首や肩の筋肉をリラックスさせることが重要です。定期的なストレッチやマッサージが効果的です。
- 深呼吸や瞑想: ストレスを減らすための方法として、リラクゼーション技法を試すと良いでしょう。
- 温熱療法: 熱いタオルやホットパッドを首や肩に当てることで、筋肉の緊張を和らげることができます。
- 生活習慣の改善:
- 睡眠の質を向上させる: 規則正しい生活と十分な睡眠を取ることが大切です。
- 姿勢の改善: 長時間同じ姿勢でいることを避け、定期的に休憩を取るようにしましょう。特に、PC作業やスマホ使用時に良い姿勢を心がけることが重要です。
- ストレス管理: ストレスの軽減方法(ヨガや運動など)を取り入れ、精神的な負担を減らす努力をすることが予防に繋がります。
5. 予防
緊張型頭痛の予防には、以下のような生活習慣の改善が効果的です。
- 定期的に休憩を取り、首や肩のストレッチを行う
- ストレス管理を意識する(リラックスする時間を持つ)
- 睡眠時間を確保し、規則正しい生活を心がける
- 目の疲れを軽減するため、パソコンやスマホを長時間使用しないようにする
緊張型頭痛は比較的軽度であれば、上記の方法で予防や軽減ができます。しかし、頭痛が頻繁に起こったり、薬が効かない場合には、専門医に相談して適切な治療を受けることが大切です。
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