四十肩・五十肩


- 夜中に痛みで目覚めるときがある
- 肩を動かそうとすると鋭い痛みを感じる
- 腕を真上に上げられない
- 肩が動かしにくい
- レントゲンやMRIでは異常なし
四十肩・五十肩とは
四十肩・五十肩は、肩関節が炎症して肩が動かしにくくなったり、動かすと痛みを感じる状態です。
経過によって大きく3つの期間に分けられ、状態が変化していきます。
急性期
急性期は症状が現れてから2週間程度、非常に痛みが強い期間です。
肩を動かさなくても痛む、夜も痛くて眠れない、といったように、日常生活に支障をきたすことがあります。
慢性期
急性期のあとは、鋭い痛みから鈍い痛みに変化します。
この時期を慢性期といい、約半年ほど続きます。
激しい痛みは落ち着きますが、肩を動かせる範囲が狭くなっており、無理に動かそうとすると痛む場合があります。
回復期
慢性期が終わると、回復期に入ります。
この時期には肩の痛みはやわらぎ、可動域も広くなっているでしょう。
四十肩・五十肩を放っておくとどうなる?

今は痛みが強くても、「回復期まで待てば良くなるのだから、放っておこう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、痛みは自然になくなることがほとんどです。
しかし、肩の可動域制限の問題は残ります。
急性期・慢性期に肩を動かさずにいたために関節が硬くなり、可動域が狭くなってしまうのです。具体的には、元のようにスムーズに動かせず、腕を真上まで上げるのが難しいといった弊害が残ります。
ですので、何もせずに放置することはおすすめできません。
プロの手で痛みが起きた根本原因を取り除き、関節の動きを良くすると、可動域の問題が解決するだけでなく、再発しにくい身体へと変化していくでしょう。
ミライズ整骨院 中間院の四十肩・五十肩へのアプローチ
期間に応じた最適な施術
四十肩・五十肩には急性期・慢性期・回復期の3つの期間があります。
今の身体がどの期間にあたるのかしっかり確認し、最適な施術方法でアプローチします。
インナーマッスルマッサージ(ミライズ式整体)

「インナーマッスルマッサージ(ミライズ式整体)」は、ミライズ整骨院オリジナルの整体です。
繊細な手技で深層の筋肉にアプローチ。失われた動きを再現し、関節と筋肉に動きを再教育します。また、骨盤や姿勢の歪みを整えることにより、身体にかかる負担を分散させます。
施術後は、「びっくりするほど身体が軽くなった」「今まで上がらなかった肩が上がるようになった」とのお声を多数頂戴しています。
骨をボキボキ鳴らすような痛い施術ではありませんので、痛みが苦手な方もご安心ください。
セルフメンテナンスで注意すべきこと
なんとか四十肩・五十肩を良くしようと、積極的にセルフメンテナンスに取り組まれている方もいらっしゃると思います。
確かに、あまりに肩を動かさずにいると、可動域が制限されてしまうため、ある程度動かすことは大切です。ただし、やり方を間違えると逆に悪化させてしまうこともあり得ます。
注意点を意識しながら、無理のない程度で取り組みましょう。
痛みがあるときに無理しない、やりすぎない
痛みが強い急性期は、安静にすることが重要です。無理に肩を動かすと、さらに痛めてしまう可能性があります。
痛みが徐々にやわらいできたら、マッサージなどのセルフメンテナンスを始めてもかまいませんが、やりすぎは禁物です。
少しでも良くなったと感じると、ついやりすぎてしまいますが、長時間強い力でマッサージしたからといって効果があがることはあまりありません。
適度に休憩を入れながら、焦らずじっくり取り組みましょう。
やり方の再確認
セルフメンテナンスの目的の1つは、普段、使えていない筋肉を動かすこと。しかし、続けていくうちに自分が動きやすいやり方になってしまいがちです。
これでは使えていない筋肉にアプローチできておらず、セルフメンテナンスの意義が薄れてしまいます。
「あまり効いている感じがしない」「これでいいのかな」と感じるときは、やり方を再確認してみましょう。
身体の変化に気を配る
マッサージやストレッチの後に、痛みが強くなったり、ほとんど痛みが変わらないように感じるときには、まだ症状が不安定ということです。激しい運動は避けた方が良いでしょう。長時間のデスクワークや運転などもおすすめできません。
そして、無理のない方法で、1日1回、動かせる範囲いっぱいまで動かしてみましょう。