頭痛の種類と対処法☆
2025年02月21日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(^^♪
頭痛にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴や原因が異なります。
今日は、主な頭痛の種類について詳しく説明しますね。
1. 緊張型頭痛(Tension-type headache)
- 特徴: 最も一般的な頭痛で、頭全体が締め付けられるような感覚が特徴です。軽度から中程度の痛みで、両側の頭部に圧迫感や重さを感じることが多いです。
- 原因: ストレス、筋肉の緊張、姿勢の悪さなどが引き金になることがあります。
- 治療: 痛み止め(鎮痛剤)の服用、ストレッチやリラクゼーション、マッサージなどが効果的です。
2. 偏頭痛(Migraine)
- 特徴: 片側の頭部に強い拍動感やズキズキとした痛みが起こり、吐き気や光、音に対して敏感になることもあります。発作が数時間から数日続くこともあります。
- 原因: 脳内の血流や神経の反応が影響を与えることが多いとされています。ホルモンバランスの変化や食べ物、ストレス、睡眠不足などが引き金になります。
- 治療: 特効薬(トリプタン製剤など)の使用や予防薬、ライフスタイルの改善(規則正しい生活、ストレス管理など)などが有効です。
3. 群発頭痛(Cluster headache)
- 特徴: 非常に強い痛みが片側の目の周りやこめかみあたりに突然現れ、目の充血や涙が出ることもあります。群発期に複数回発作が続き、その後しばらく収まります。
- 原因: 脳の視床下部に関わる異常が関係していると考えられていますが、詳細な原因は不明です。
- 治療: 発作を抑えるためには酸素療法やトリプタン製剤が使われることが多いです。予防薬としてはカルシウム拮抗薬やステロイドなどが使用されます。
4. 二次性頭痛
- 特徴: 他の病気や状態(例えば、脳腫瘍や感染症、眼精疲労など)によって引き起こされる頭痛です。頭痛の性質や場所が特定の病気に関連していることが多いです。
- 原因: 脳の病気や外的要因(高血圧、風邪、眼疾患など)によって引き起こされることがあります。
- 治療: 頭痛自体の治療よりも、元となる病気や状態の治療が必要です。
5. 薬物乱用頭痛(Medication-overuse headache)
- 特徴: 頻繁に鎮痛剤を服用していると、その薬が逆に頭痛を引き起こすことがあります。薬の効き目が切れた後に痛みが強くなり、薬を再度服用することで一時的に痛みが和らぐという悪循環に陥ります。
- 原因: 痛み止めの過剰使用が原因です。
- 治療: 薬物の使用を減らし、専門医の指導のもとで治療することが大切です。
頭痛の種類や原因は個人差があり、同じ種類の頭痛でも症状の出方に違いがある場合もあります。
もし頻繁に頭痛が起こる場合や、症状がひどくなる場合は、専門の医師に相談することをお勧めします。
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