脊柱管狭窄症について☆
2025年01月10日
こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(*^-^*)
本日は脊柱管狭窄症についてお話いします♪
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう、Spinal Canal Stenosis)は、脊椎(背骨)の中にある脊柱管が狭くなり、そこを通る脊髄や神経根を圧迫する状態を指します。この圧迫によって、さまざまな神経症状が現れることがあります。
脊柱管狭窄症の原因:
脊柱管狭窄症は、主に以下の原因で発生します:
- 加齢: 加齢に伴って椎間板の劣化や骨の変形(骨棘、関節の肥厚など)が進み、脊柱管が狭くなることが多いです。
- 椎間板ヘルニア: 椎間板の一部が突出して神経を圧迫することで、脊柱管が狭くなることがあります。
- 脊椎の変形や関節症: 脊椎の関節における変形や関節炎が原因で、脊柱管が狭くなることがあります。
- 先天的な骨の異常: 生まれつき脊柱管が狭い場合もあります。
- 外傷や手術の後遺症: 脊椎への外的な衝撃や手術後に、脊柱管が狭くなる場合があります。
症状:
脊柱管狭窄症の症状は、圧迫される神経の場所によって異なります。一般的な症状は次の通りです:
- 腰部脊柱管狭窄症:
- 腰や臀部の痛み
- 足のしびれや痛み
- 歩行時に足が重く感じる(間欠跛行)
- 長時間立っていると症状が悪化する
- 頚部脊柱管狭窄症:
- 首や肩の痛み
- 手や腕のしびれ、痛み、力の低下
- 歩行やバランスの問題
診断:
脊柱管狭窄症の診断には、次のような検査が行われます:
- X線検査: 骨の変形や変化を確認するために用いられます。
- MRI(磁気共鳴画像): 脊柱管の狭窄や神経の圧迫状態を詳しく観察するために最も有効です。
- CTスキャン: 骨の状態や、神経への圧迫をより詳細に確認できます。
治療法:
治療方法は症状の程度や患者の状態に応じて異なります。一般的な治療方法は以下の通りです:
- 保存療法:
- 薬物療法:痛みや炎症を軽減するために非ステロイド抗炎症薬や鎮痛剤を使用します。
- 理学療法:筋力を強化し、神経の圧迫を軽減するためのストレッチや運動が行われます。
- コルセットや装具:姿勢を改善し、脊柱にかかる負担を減らすために使用することがあります。
- 手術: 保存療法で症状が改善しない場合や、神経が強く圧迫されている場合には手術が考慮されます。手術方法には、脊柱管を広げるための「脊柱管減圧術」や、脊椎を安定させるための「脊椎固定術」などがあります。
予防:
脊柱管狭窄症を完全に予防することは難しいですが、以下のような生活習慣の改善が予防に役立つことがあります:
- 定期的な運動やストレッチを行い、背中や腹部の筋肉を強化する。
- 適切な体重を維持し、過度な負担を脊椎にかけないようにする。
- 正しい姿勢を保ち、長時間同じ姿勢を避ける。
脊柱管狭窄症は進行することがあるため、早期に診断し、適切な治療を受けることが重要です。
ミライズ整骨院ではマッサージ、ストレッチ、運動療法を組み合わせたオリジナル施術法「インナーマッスルマッサージ(ミライズ式整体)」で施術を行っていきます!
お困りの方は一度当院にご相談ください♪
中間市上蓮華寺1-2-1 クリエートタウンビル1F
TEL:093-701-4205