手を使いすぎると?
2025年01月25日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(^o^)丿
手を使いすぎると、さまざまな体調不良を引き起こすことがあります。
特に、手や指を繰り返し使う仕事や作業が多い人は、その影響を強く感じやすいです。
例えば、長時間パソコンやスマートフォンを使用していると、手や指の筋肉、腱、関節に過度の負担がかかります。
これが蓄積されると、次のような問題が生じることがあります。
1. 筋肉疲労とこわばり
手を使い続けることで、手の筋肉が疲れてきて、こわばりを感じることがあります。これが続くと、手を動かす際に痛みを感じるようになったり、作業効率が低下することがあります。特に指や手首をよく使う作業(タイピングや細かい作業など)を長時間続けると、筋肉が休まることなく緊張し続けます。
2. 腱鞘炎(けんしょうえん)
手や手首を頻繁に使うと、腱やその周囲の組織に炎症が生じることがあります。腱鞘炎は、手首や指を繰り返し使うことで炎症が起き、痛みや腫れを引き起こします。この状態が進行すると、動かすたびに痛みが強くなり、手の自由な動きが制限されることもあります。
3. 手首や指の関節の痛み
関節への負担が過剰になると、関節炎やその他の問題が発生する可能性があります。手首や指の関節に痛みを感じるようになり、特に動かすときに不快感を覚えることが多くなります。これは、手を使いすぎることによる摩擦や過度の負荷によって関節が擦れ、炎症が起きることから来ています。
4. しびれや痺れ
手や腕の神経が圧迫されることが原因で、手のひらや指にしびれを感じることがあります。長時間同じ姿勢で手を使ったり、手首を不自然に曲げたりすると、神経に圧力がかかり、しびれや感覚の鈍さが生じることがあります。特に「手根管症候群」と呼ばれる症状は、手首の神経が圧迫されることによって手や指がしびれる現象です。
5. 血行不良とむくみ
手を使い続けると、手や腕の血行が悪くなることがあります。特に長時間手を下に置いたり、同じ動きを繰り返したりすると、血液の流れが滞り、手が冷たくなったり、むくんだりすることがあります。血行不良は疲労感を強め、回復を遅くする原因にもなります。
対策として
- 休憩を取る: 長時間手を使い続ける場合は、定期的に休憩をとることが大切です。5〜10分ごとに手を休めたり、軽くストレッチをすることで筋肉の緊張を和らげ、血行を促進できます。
- 姿勢や動作の見直し: 手を使う際の姿勢を見直すことで、負担を軽減することができます。例えば、キーボードやマウスの位置を調整して手首に無理な力がかからないようにしたり、作業中の姿勢を正すことが大切です。
- ストレッチと運動: 手や腕、肩のストレッチを日常的に行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、過度な負担がかかるのを防ぐことができます。軽い運動を取り入れて、血行を促進することも効果的です。
- 適切なツールの使用: 作業に使う道具や機器を自分の体に合ったものにすることも重要です。 ergonomically designed (人間工学に基づいた) キーボードやマウスを使用することで、手や腕への負担を減らすことができます。
手を使いすぎると、軽度の疲れから重大な問題まで引き起こすことがあるため、日常的なケアと意識が必要です。
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