筋肉痛ってなぜ起こるの?
2025年02月19日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(^^♪
運動や普段使わない筋肉を使ったり、強い負荷をかけたときに筋肉痛になりますよね?
筋肉痛の原因は、主に筋肉の微細な損傷と炎症反応です。
本日は筋肉痛について少し詳しく説明しますね。
1. 筋肉の微細な損傷(筋繊維の破壊)
筋肉痛の大きな原因は、筋肉の細かい損傷です。運動中、特に普段使っていない筋肉や負荷の強い動作をすると、筋繊維(筋肉を構成している細胞の一部)が微細に破れてしまいます。これは「筋繊維の微小な損傷」と呼ばれます。
例えば、筋力トレーニングや長時間のジョギング、ダッシュ、急な方向転換などが原因になります。このような動作では、筋肉が収縮して引き伸ばされるときに、筋繊維が裂けることがあります。この損傷が筋肉痛の元になります。
2. 炎症反応
筋繊維に損傷が加わると、体はそれを修復するために炎症反応を起こします。炎症反応は、損傷した部分を治癒するための過程で、血流が増加して栄養や酸素が供給され、老廃物を取り除くための働きが行われます。
炎症によって、筋肉内に乳酸や代謝物(筋肉を使った際に発生する副産物)が蓄積します。このような物質が痛みの原因となることもあります。これらの物質は神経を刺激し、痛みを引き起こします。
3. 遅発性筋肉痛(DOMS)
特に「遅発性筋肉痛(DOMS: Delayed Onset Muscle Soreness)」という現象は、筋肉痛が運動後24~48時間後にピークを迎えることが特徴です。この痛みは、筋繊維の微細な損傷とそれに伴う炎症が原因で、筋肉が修復される過程で起こります。
4. 筋肉の適応と回復
筋肉痛が起こる理由は、筋肉が新しい刺激や負荷に適応しようとする過程でもあります。最初は痛みを伴いますが、筋肉が回復し、強化されると、同じ負荷に対して筋肉が強くなり、痛みを感じにくくなります。これがトレーニングによる筋力や持久力の向上に繋がります。
まとめ
筋肉痛は、主に筋肉の微細な損傷と、それに続く炎症反応によって引き起こされます。筋肉が回復する過程で、痛みを感じますが、これは筋肉が強くなるための適応過程の一部です。
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