黄砂の影響と対策☆
2025年03月28日

こんにちは! ミライズ整骨院 中間院です(*^^*)
最近黄砂がすごいですね・・・
黄砂(こうさ)とは、主に中国やモンゴルの砂漠地帯から風によって飛ばされてくる砂塵のことです。これらの砂塵は、春から初夏にかけて日本をはじめ、韓国や台湾などにも飛来し、時には大規模な黄砂現象が発生します。黄砂が体に与える影響は、以下のようなものがあります。
1. 呼吸器への影響
黄砂には微小な粒子(PM2.5)が多く含まれており、これらが呼吸器系に影響を及ぼす可能性があります。特にPM2.5は、肺に深く入り込み、呼吸器疾患を引き起こす原因となることがあります。
- 喘息やアレルギー性鼻炎など、既存の呼吸器疾患が悪化することがあります。
- 健康な人でも、長期間の暴露によって喉の痛みや咳、呼吸困難を感じることがあります。
2. 目への影響
黄砂には目に刺激を与える微細な粒子が含まれているため、目が乾燥したり、赤くなったり、かゆみを感じることがあります。また、結膜炎を引き起こすこともあります。
- 目のかゆみや充血
- 目の痛みや乾燥感
3. 皮膚への影響
黄砂の粒子が皮膚に付着すると、皮膚のバリア機能を低下させ、肌荒れやかゆみを引き起こすことがあります。特に敏感肌の人やアトピー性皮膚炎を持っている人には注意が必要です。
4. アレルギー反応
黄砂には細菌やカビの胞子、植物の花粉なども混じっているため、これらがアレルギー反応を引き起こすことがあります。特に花粉症を持っている人には、黄砂と花粉が同時に飛来することで、症状が悪化することがあります。
5. 長期的な影響
黄砂に含まれる微小粒子(PM2.5)は、長期的に吸引することで、心臓疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患を引き起こすリスクを高めることが知られています。特に高齢者や子供、既存の病歴がある人はリスクが高くなります。
6. その他の影響
- 睡眠の質が低下することがあります。黄砂が舞い降りる時期には、外気の質が悪化するため、室内でも空気が乾燥し、快適に眠れないことがあります。
- 精神的な影響も指摘されています。黄砂の影響で体調が優れないことが続くと、ストレスや不安を感じることがあるかもしれません。
対策方法
黄砂の影響を軽減するためには、以下の対策を取ることが有効です。
- 外出時にマスクを着用することで、呼吸器への影響を軽減できます。
- 眼鏡やサングラスをかけて、目への影響を防ぐことができます。
- 室内で過ごす場合は、空気清浄機を使用してPM2.5やその他の粒子を除去することが効果的です。
- 皮膚に刺激を与えないよう、外出後はしっかりと顔や手を洗うことが大切です。
黄砂は短期間に集中的に発生することが多いため、ニュースや天気予報で黄砂情報をチェックし、適切な対策を取ることが大切です。
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